従来より肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症の4要素を併せ持っていると、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳血栓を発症する危険が高まり、これらを「死の四十奏」といわれてきました。
ところが「肥満(BMI25以上)」「糖尿病」「高血圧」以外にも、軽度の異常が重複すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳血栓の危険が高まることがわかってきました。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪から分泌される生理活性物質のバランスが乱れることにより、糖代謝、脂質代謝、血圧調整に異常が起こり、その相乗作用で動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などの危険度が増す病気です。
最近「メタボリックシンドローム」という言葉をよく耳にしますが、この病気のベースとなるのが、内臓脂肪型肥満です。
2005年に策定された日本人向けのメタボリックシンドローム診断基準は以下の通りです。
@腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上
A以下のうち2つ以上該当
高血脂
(中性脂肪値150mg/dl以上HDコレステロール値40mg/dl未満の一方または両方)
高血糖(空腹時血糖110mg/dl異常)
高血圧(収縮期血130mmHg以上、拡張期血圧85mmHg以上の一方または両方、
@とAが両方当てはまる場合はメタボリックシンドロームとして、動脈硬化の進行を抑えるための何らかの改善が必要とされています。
また、平成18年に厚生労働省発表による初のメタボリックシンドロームに関する調査(平成16年実施の国民健康・栄養調査)結果によると、40〜74歳の男性の51.7%、女性の19.6%がメタボリックシンドロームが強く疑われる、または予備軍であると報告されています。
メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満から始まります。
内臓脂肪が増えると、インスリン抵抗性が起き血糖値が上昇したり、アティポネクチンという動脈硬化を防ぐホルモンが減少する、遊離脂肪酸が流れ出し中性脂肪を増やす、アンジオテンシノーゲン分泌され血管を収縮し血圧を高めるなどにより、動脈硬化を進行させ、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病の合併症などに進展する事になります。
日本で肥満者が急増している要因は、運動不足、朝食抜きなどの不規則な食生活、脂肪や炭水化物井の取りすぎによる栄養バランスの乱れなどといわれています。
メタボリックシンドロームにつながるさまざまな生活習慣病を予防・改善するためには、つきすぎた内臓脂肪を減らす療養が欠かせません。
内臓脂肪の細胞は代謝が活発です。
従って「減らしやすい」という特徴があります。
そのためセルフケアを行うと効果が比較的現れやすく、腹囲の脂肪が減り、血液検査の数値も正常値に近づきます。
健康維持のために、早期に実行することが大切です。
メタボリックシンドロームは生活習慣の改善を行うことで効果が表れやすいという特徴があります。
日頃の身体活動を活発にし、軽い運動を行う習慣を身に付け、食生活を改善する、禁煙するなどにより、症状を抑えることが期待されます。
メタボリックシンドローム簡単予防法とは?
仕事をしながら、育児をしながら、家事をしながら3ヶ月で12kg痩せた!